失敗しない人より、失敗から立ち直る人
俺自身、失敗は何度もしてきた。
独立して、4000万円の負債を抱えたこともある。
普通に考えれば、かなりの失敗だ。
それでも、俺は腐らなかった。
なぜか。
怒りを原動力にしてきたからだ。
失敗する。
怒られる。
叱責される。
時には、みんなの前で吊し上げられる。
そんなことも何度もあった。
そのたびに、
「今に見てろ」
「今に黙らせてやる」
そう思ってきた。
悔しかった。
腹が立った。
だから、その怒りをそのまま終わらせずに、次に進むためのエネルギーに変えてきた。
失敗したら、二度と同じことで怒られたくない。
だから勉強する。
考える。
原因を分析する。
計画する。
そして実行する。
うまくいかなければ、また改善する。
勉強する。
また実行する。
失敗する。
そして、また考える。
その繰り返しだ。
別に、会社のために頑張っていたわけじゃない。
もっと言えば、立派な目標があったわけでもない。
ただ、
「また同じことで怒られるのが嫌だ」
それだけだった。
だから、同じ失敗をしないように必死になった。
もちろん、それでも失敗する。
人間だから、何度でも失敗する。
でも、一度失敗したことで、次に同じ失敗をしないようになれば、その失敗には意味がある。
俺はそう考えている。
失敗したときに大事なのは、失敗しなかったことにすることではない。
言い訳することでもない。
誰かのせいにすることでもない。
「なぜ失敗したのか?」
を考えることだ。
そして、
「次はどうすれば失敗しないのか?」
を考える。
それを実行する。
また失敗する。
また改善する。
そうやって少しずつ前に進んでいけばいい。
世の中には、失敗しない人がいるように見える。
でも、本当に失敗していないのだろうか。
もしかしたら、失敗を表に出していないだけかもしれない。
俺は、失敗しない人よりも、失敗した後にどうするかのほうが大事だと思っている。
失敗したときに腐る人もいる。
誰かのせいにする人もいる。
「自分には無理だった」と諦める人もいる。
一方で、
「今に見てろ」
と立ち上がる人もいる。
俺は、ずっと後者だった。
別に、怒りを原動力にすることが正しいと言いたいわけじゃない。
もっと前向きな理由で頑張れる人もいるだろう。
ただ、俺の場合はそうだった。
悔しい。
腹が立つ。
見返してやりたい。
その感情が、自分を動かしてきた。
そして、いつの間にかそれが自分の成長につながっていた。
失敗は、できればしたくない。
怒られるのも、叱責されるのも、吊し上げられるのも、もちろん嫌だ。
でも、失敗したことを無駄にする必要はない。
悔しさも、怒りも、全部使えばいい。
それを次に進むための力に変えればいい。
そして、いつか振り返ったときに、
「あの失敗があったから、今の自分がある」
そう思えれば、それでいい。
失敗しない人生なんて、たぶん面白くない。
大切なのは、
失敗した後に、どう立ち上がるかだ。
俺はこれからも、失敗したら考える。
勉強する。
改善する。
そして、またやる。
結局、
「今に見てろ」
その気持ちは、今でも俺の中にある。
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