会社の飲み会、行くべき?

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会社の飲み会、行くべき?行かなくてもいい?

世の中には、職場での不満や悩み、モヤモヤすることがたくさんあるらしい。

「なんであの人が評価されるんだ?」

「なんで自分ばかり仕事をしなきゃいけないんだ?」

「この上司、どうにかならないのか?」

誰もが一度くらいは、そんなことを考えたことがあるのではないだろうか。

そんな職場の「あるある」に対して、これまで20年以上、人と組織を見てきた私なりの答えや考えを書いてみようと思う。

正解を教えるつもりはない。

あくまで、私が現場で人と接し、失敗し、考えてきた中でたどり着いた一つの答えだ。

会社の飲み会に行きたくない。

そう思う人は、今の時代、珍しくないでしょう。

では、会社の飲み会には行かなくてもいいのでしょうか。

私は20年以上、夜の世界で人と組織を見てきました。

その経験から言うと、

「行った方がいい」「行かなくてもいい」と一概には言えません。

この答えは、自分が今後どうなっていきたいのかによって変わります。

ヒラ社員から昇格したいのか。

中間管理職から、さらに上のマネジメントに上がりたいのか。

役員になりたいのか。

それとも、ひら社員のままでいいのか。

あるいは、出世よりも自分自身が今の職場で居心地よく働けることを優先するのか。

まずは、自分がどうなりたいのかを考えてみることです。

【早く出世したいなら、飲み会には参加した方がいい】

例えば、自分がヒラ社員で、早く出世したいと思っているのであれば、私は飲み会には参加した方がいいと思います。

なぜなら、「仕事ができる」ということには、作業能力だけではなく、人間関係を円滑にする能力も含まれるからです。

どれだけ仕事が速くても、

どれだけ数字を一時的に上げても、

上司から、

「こいつには役職を与えられない」

と思われることがあります。

仕事は一人で完結するものばかりではありません。

上司、同僚、部下、取引先。

人と関わりながら仕事をする以上、周囲と良好な関係を築けることも能力の一つです。

もちろん、飲み会に参加したから出世できるわけではありません。

ただ、飲み会という場は、普段の仕事だけでは得られない情報を知る機会にはなります。

今すぐ必要かどうかは別として、情報をたくさん持っておくことは無駄にはなりません。

【では、部下と飲みに行く上司はどうなのか?】

これは少し話が変わります。

はっきり言って、上司が飲み代を奢って、部下の話を聞いたくらいで、部下が特別な感情を持つとは限りません。

「部長が飲みに連れて行ってくれた!」

「俺のことを分かってくれている!」

そんなに単純な話ではない。

むしろ、部下からすれば面倒に思われることだってあるでしょう。

では、飲みに行く意味がないのか。

私はそうは思いません。

上司にとって重要なのは、部下のことを知っていることです。

仕事の能力だけではありません。

何を考えているのか。

何に悩んでいるのか。

何を目指しているのか。

誰と仲がいいのか。

何が得意なのか。

逆に、何が苦手なのか。

そういった情報が何もないまま、いざという時に部下を動かそうとしても難しい。

だから私は、上司であれば、月に一回、あるいは2か月に一回程度でも、部下と食事や飲みに行く機会を作っていいと思います。

ただし、これは「部下と仲良くなるため」ではありません。

部下を知るためです。

【「ひら社員のままでいい」なら、自由にすればいい】

もちろん、出世したくない人もいるでしょう。

ひら社員のままでいい。

仕事は生活のため。

プライベートを大切にしたい。

それも一つの選択です。

その場合、飲み会に無理して参加する必要はありません。

自分の時間を自由に使えばいい。

ただし、その選択をするのであれば、あとから何もかもに文句を言うのは違うと思います。

面倒な飲み会に時間を割く。

仕事が終わったあとも人付き合いをする。

休日に会社の人と付き合う。

そういったことを嫌々ながらでも続けることは、ある意味では投資です。

もちろん、投資にはリスクがあります。

時間を使っても、必ず出世できるわけではない。

人間関係を築いても、必ず評価されるわけでもない。

それでも、その時間を使ったことで得られる情報や人脈、信頼関係がある。

そして、そういう小さな積み重ねが、後になって差になることがあります。

だから、

「自分は飲み会に行かない。」

それは自由です。

でも、

「あいつは自分より仕事ができないのに、なぜ自分より先に出世したんだ」

と後から文句を言うのは違う。

もしかしたら、その人はあなたが見ていないところで、時間を使い、人間関係を築き、リスクを取ってきたのかもしれません。

何かを選ばなかった人が、選んだ人と同じ結果を求めることはできない。

【飲み会に行くこと自体に価値があるわけではない】

飲み会に行くこと自体に価値があるわけではない。

そこで誰と何を話し、何を知り、どんな関係を築くのか。

そこに価値があります。

ただ酒を飲んで、仕事の愚痴を言い合って終わるだけなら、わざわざ時間を使う必要はない。

逆に、普段の仕事では話せないことを聞けたり、相手の考え方を知ることができたり、自分のことを知ってもらえたりするのであれば、その時間には意味があります。

飲み会は目的ではなく、手段です。

だから「行くべきか、行かなくてもいいか」ではなく、

「自分は何のために行くのか?」

それを考えればいい。

出世したいなら、参加する。

出世を望まないなら、無理に参加する必要はない。

上司なら、部下を知るために時々参加する。

自分がどうなりたいのか。

そのために飲み会をどう使うのか。

それで判断すればいい。

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